夏季シーズンには是非富士に!
日本最高峰・富士山
日本で一番標高が高い山は富士山です。このことは、日本人であれば誰しも知るところでありましょう。けれども、実際に登ったことがある人は、案外少ないのではないでしょうか?今回は、そんな日本のシンボル的存在である富士山に登ったことのある(一度ですが笑!)私から、富士山の魅力を紹介できればと思います!
富士山とは?
標高3776mの日本最高峰の独立峰で、日本のみならず海外にも広く知られ、まさに日本の象徴である。2013年には、世界文化遺産に登録され、日本百名山にも選定されている。山麓周辺には、観光名所が多く、夏季は登山シーズンとして多くの登山家が集う山でもある。
富士山登頂・御殿場ルート登頂記録
ルート:御殿場ルート
パーティー:2名
時期:2017年9月上旬
2年前になりますが、大学生の夏休みに友人と二人で登りに行きました!ルートは「御殿場ルート」と呼ばれる、富士山登頂で一番標高差があるルートでした。標高差が大きく、距離も長いので健脚者向けのコースです!
【御殿場ルートの特徴】
出発点の標高が低く、傾斜が緩やか。
①火山砂利を下る大砂走りの下山がダイナミック。
②他ルートに比べて山小屋が少ない。
③4ルート中、最も登山者が少ないため、静かな登山が楽しめる。
④登山道の標高の高い位置から、ご来光が見られる。
⑤目標物が少ないため、夜間や濃霧時には道に迷いやすい。
【注意事項】
山小屋などで休まず、夜通しで登るような弾丸登山は危険です。また、夜間は視界が悪く、事故が起こりやすいのでご注意を。御殿場ルートは上級者向けのルートなので初心者の方は、体力をつけてから計画的な登山を!
以下に、登山の記録を書き記しましたので、お時間があったら読んでみて下さいね・・!!
【登頂記録(全二日)】
登り:7時間 下り:3時間
1日目 17:00 御殿場口新5合目入口到着(4時間仮眠)
新宿から高速道路を使用し、2時間弱ほどで到着。
途中、麓から五合目をつなぐ富士スカイラインで迷いました、、
一本線が長く続きますので、分岐点ではご注意を、、!!
1日目 21:00 登頂開始!
観光名所としても有名な富士山だけあって、登山口には標識があり、わかりやすかった。9月とはいえ、標高は1400mあるので、少し肌寒かったです。
1日目 21:00~24:00 5合目~7号目
始めの2時間は砂利道が続き、中々登りにくかったです。御殿場ルートは登山小屋が少なく、明かりも少ないため、登山ルートを探すのが大変でした。登山者も前後に2名ほどしかおらず、静かな登山を楽しめました。
2日目 0:00~3:00 7号目~8号目
夜も更けると、夜空には満天の星が輝き、流れ星が流れていました。夏の大三角と天の川がとても綺麗でした。そして、ふと振り返ると市街地からの煌びやかな灯りが見られました。山頂目~8号目星の明かりに照らされかすかに見え、登る気力は衰えず、8号目まで登ることができました。ただ、夜の登山はルートを見失いやすく、ルート探しに精神をすり減らしました。
2日目 3:00~4:00 8号目から頂上
8号目に入ると、山小屋から頂上を目指すツアーの登山者が混ざってくるので、少々というか、かなり混みます。30人程度のツアーが途切れることなく並んでいるので、中々進みません。しかし、ここを抜けると頂上です。
2日目 4:00 登頂
2000m以上の標高差を登りきり、富士の頂上に着きました!
ご来光を見て、下山となりましたが、意外も意外
富士はここからが面白かったのです。
2日目 5:00~8:00 下山
富士山の下山は登りに比べて早く、3時間で終わりました。
同じルートにも関わらず、暗闇の中登った行きと比べて、
帰りの下山で見える景色は別物でした。雲の下を抜けると、
そこには富士を囲む多彩な山々が見え、日が昇ると少々暑くなりました。
そして、御殿場ルートには【大砂走り】と呼ばれるルートがあります。
文字通り、砂の多い道を滑り落ちるように走り下りることができる
ルートです。あのスピード感は快感です!!
そして、登りは長かった道のりを一瞬で下りると五合目に戻ってきます。
以上が富士山での登山記録です。
見どころ満載すぎて、時間をとても長く感じました!
あなたもこの夏に是非登ってみては?